土地探し相談
藤井寺市で浸水リスクを考慮した土地選び

01_相談内容
 「藤井寺市で家を建てたいのですが、浸水の心配が少ない土地を探せますか?」このようなご相談をいただきました。相談者ご夫婦は車がお好きで、大切な愛車を所有されていました。そのため、住宅そのものだけでなく、駐車スペースが浸水しないことも重要な条件でした。さらに、お施主様は過去にご実家が浸水した経験をお持ちでした。台風や豪雨のたびに水位を気にしながら生活してきた経験から、「もう二度と浸水の心配をしなくてよい家を建てたい」という思いが強くありました。土地探しでは価格や駅からの距離、学校区などが重視されることが多いですが、この計画では「浸水しにくい土地であること」が最優先条件となりました。藤井寺市は大阪府内でも比較的コンパクトな市ですが、大和川に隣接しているため、市内の広い範囲が洪水ハザードマップ上では浸水想定区域に指定されています。そのため、希望条件に合う土地を見つけるには、不動産情報だけではなく、防災という視点からも土地を評価する必要がありました。

02_課題
 一般的な土地探しでは、不動産ポータルサイトに掲載されている情報をもとに候補地を探すことがほとんどです。しかし、不動産情報には土地の価格や面積、用途地域、駅までの距離などは掲載されていても、「洪水時にどの程度浸水する可能性があるのか」という情報までは十分に確認できません。もちろんハザードマップは誰でも閲覧できますが、土地探しの段階で一つひとつ照らし合わせながら検討する方は多くありません。また、「浸水区域だから危険」「浸水しないから安全」と単純に判断できるものでもありません。土地の高低差や周辺道路との関係、避難経路、建物の配置計画なども含めて総合的に判断することが大切です。土地を購入した後に「こんな場所だったとは知らなかった」と後悔してしまうと、簡単に買い替えることはできません。だからこそ、土地を購入する前に建築士の視点で確認することには大きな意味があります。

03_提案
 まずは藤井寺市が公開している洪水ハザードマップを確認し、市内の浸水想定区域を整理しました。どの地域が比較的浸水リスクが低いのかを把握したうえで、そのエリアを優先して土地を探す方針をご提案しました。その後、提携している不動産会社と情報を共有し、希望エリア内で販売されている土地をリストアップしました。候補地が見つかるたびに、
・浸水リスク
・敷地形状
・前面道路が駐車しやすい道幅か?
・駐車場を考慮した建物配置のしやすさ
などを建築士の視点から確認し、ご夫婦のご希望と照らし合わせながら比較検討を進めました。建築士が土地探しから関わることで、「この土地なら希望する間取りが実現できるのか」「駐車場は計画できるのか」「将来的に安心して暮らせるか」といった点まで含めて判断できます。土地だけを見て購入するのではなく、その土地に建つ暮らしまで考えながら選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。

04_設計事務所が土地探しから関わるメリット
 設計事務所は建物を設計するだけと思われることがありますが、実際には土地探しの段階からご相談いただくことで、より良い提案ができます。例えば、
・希望する建物が建築できるか
・法規制に問題はないか
・日当たりや風通しはどうか
・駐車計画に無理はないか
・浸水や災害リスクはどうか
といった内容を総合的に判断できます。不動産会社は土地を紹介する専門家、建築士はその土地に建つ暮らしを考える専門家です。それぞれの専門性を活かしながら進めることで、土地選びの失敗を減らすことができます。

05_このような方はご相談ください
・藤井寺市で土地を探している
・洪水や浸水リスクが気になる
・ハザードマップの見方が分からない
・土地購入前に建築士の意見を聞きたい
・家づくりを見据えて土地を選びたい
土地は一度購入すると簡単にやり直すことはできません。だからこそ、土地探しの段階から建築士と一緒に考えることをおすすめしています。谷口弘和設計室|HTAでは、藤井寺市をはじめとする大阪府南河内エリアを中心に、土地探しから家づくりまで一貫してサポートしています。ご要望だけでなく、将来の暮らしや災害への備えも含めて、一人ひとりに合った土地選びをご提案いたします。

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